■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2024/05/13

古いふとんを活かす取り組み「ふとんリフォーム」

長年愛用してきた大切なふとん。 古くなり、汚れてしまったからと捨ててしまうのはもったいない! ふとんを解体し、中身(羽毛・羊毛・綿)を洗浄して仕立て直すことで、新品のようによみがえらせることができます。ふとんからできるエコを考えてみませんか?

粗大ごみNO.1 は「ふとん」

家庭から出る粗大ごみNO.1 は、実は「ふとん」(※「清掃事業年報(東京23 区)令和4年度事業実績」東京二十三区清掃一部事務組合より)です。
古くなり、汚れてしまったからと捨てたふとん。ごみとして焼却処分することで、たくさんのCO2が排出されていることをご存じですか?
たとえば、羽毛ふとんを焼却すると、羽毛1㎏(ほぼ1 枚分)に対して約1.8 ㎏のCO2 が排出されます。これは、2リットルのペットボトル12 本を焼却する際のCO2 排出量とほぼ同じです。

ふとんリフォームとは?

古くなったり、汚れてしまったふとんを解体し、中身(羽毛・羊毛・綿)を洗浄してさらに新しい中身を足し、リフォーム(仕立て直し)します。

<羽毛ふとんリフォームの場合>
お預かりしたふとんから羽毛の取り出し→羽毛を袋に入れる→洗浄

新しい生地にキレイになった中身を入れることで、新品同様のふっくら、暖かなふとんによみがえります。

羽毛や羊毛、綿は大切な資源です。ふとんリフォーム(仕立て直し)により、資源を捨てずに活かすことができ、ごみの減量化や焼却処分による CO2 排出量の削減などに繋がります。
古くなったふとんを捨てて新しく買い替えるのは簡単ですが、身近にできるエコとして、ふとんリフォーム(仕立て直し)も検討してみてはどうでしょうか。

ふとんリフォーム(仕立て直し)はコープデリサービスで承っています。

詳しくはこちら

ふとんリフォーム(仕立て直し)でエコにつながるくらしを

ふとんリフォーム(仕立て直し)を利用した組合員の皆さんから、さまざまな声をいただいています。

●SDGsの時代、捨てない工夫は大事なことだと思います。以前から、ふとんをキレイにしたいと考えていたので、今回のリフォームは良い機会となりました。気持ちの良いふとんに仕上げてもらって感謝です。ありがとうございました。

●資源を大切に、ゴミをなるべく出したくないなかで、ほどんど使用していないふとんを処分するのはどうかと思いリフォームしました。仕上がりが良く、気分的にも心地よいです。

●羽毛ふとんのリフォームを初めて利用しましたが、新品同様になりました! 新しく購入しても良かったのですが、羽毛を処分することが気になってリフォームしました。なんでも捨ててしまえば簡単ですが、再利用していかないとと思いました。

ちょっとしたことからエコ活動を

コープデリでは組合員の皆さんとともに行うエコ活動「コープデリのエコ活」に取り組んでいます。
ぜひ皆さんもエコ活を始めましょう!

取り組みをシェアする