■ 安心して暮らせる地域づくりのために

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 03.すべての人に健康と福祉を
2026/02/23

【コープデリグループの災害復興支援】令和元年房総半島台風(台風15号)、令和元年東日本台風(台風19号)

コープデリグループは、台風や地震などによって被害を受けた地域の組合員のくらしを支えるため、全国の生協と協力し、生活必需品の配送やボランティア派遣、支援募金などさまざまな支援活動を継続的に行っています。

2019年9月・10月、日本に上陸した台風15号・19号は、猛烈な風と記録的な豪雨をもたらし、コープデリグループの会員生協の組合員や産直産地も被災しました。水没、停電、道路の寸断など、次々と被害状況が明らかになる中、コープデリグループは組合員に商品を「届ける」、被災者を「支援する」、被災地域を「食べて応援する」取り組みを進めました。

届ける

台風19号では、大雨の影響で各地の河川が氾濫し、周辺地域が冠水する被害がありました。コープデリグループの一員であるコープながのでは、千曲川支流の越水により本部(長野市篠ノ井)と宅配センター(コープデリ篠ノ井センター)が水没しました。
その他の生協事業所は、幸いにも浸水の被害は免れましたが、停電により一部の宅配センターや店舗が営業できなくなりました。一方、組合員の世帯では停電に加え断水もあり、くらしに大きな影響がありました。

応援に駆け付けた全国の生協トラック
水没したコープデリ篠ノ井センター

10月12日(土)夜に上陸した台風19号の記録的な大雨の影響で、コープながのコープデリ篠ノ井センターは一時、腰の高さまで水没しました。コープデリグループの生協、近隣の生協からも応援のトラックが駆け付け、月曜日からの配達が実現できました

商品やサービスを「届ける」ことが、組合員の安心につながると信じて

コープデリ宅配の担当者が組合員に配達する様子

コープデリ宅配の担当者は、組合員の被害状況や困っていることを聞きながら、商品の配達を行いました。緊急支援物資としてパンやタオルなどを提供したり、猛暑の中、停電が続く地域へは、職員の判断で組合員でない方へも冷やしたり凍らせたりした飲料水を配りました

組合員を訪問して対応している様子

CO・OP共済に加入している組合員を訪問し、家屋の被害を確認後、その場で共済金の給付申請手続きを行いました。迅速な給付が組合員へのお役立ちにつながりました

支援する

コープデリグループは、行政と災害時における緊急生活物資供給等の協力に関する協定を結んでいます。自治体からの要請を受け、千葉県・茨城県・栃木県内の18自治体・地域団体などに食料、飲料水、ブルーシート、スコップなど支援物資を提供しました。

また、復旧・復興への支援を目的に緊急支援募金を呼びかけ、組合員から4億円を超える募金が寄せられました。お寄せいただいた募金は、被災された方々への義援金、被災地の復旧活動費用、被災した産直産地への支援金として寄付しました。

募金名 金額
台風15号被害緊急支援募金 1億7,657万5,047円
台風19号被害緊急支援募金 2億2,409万1,758円

食べて応援する

コープと産直でつながる産地、生産者も被災しました。収穫前の野菜や果物が全滅した生産者、ビニールハウス・鶏舎が倒壊した産地、停電で生産ができなくなった加工場など…被害は甚大でした。

コープは、商品の利用を通して被災産地・生産者を応援するため、被害を免れた農産物を店舗で積極的に販売しました。また被災後に生産された商品を宅配・店舗で「復興の力に食べて応援」のメッセージを添えて、販売し、組合員にご利用いただきました。

当時店頭販売した野菜(ミニトマト)
当時店頭販売した野菜(ミニ大根)

また、被災産地を応援するため、職員ボランティアを呼びかけました。のべ700名以上の職員が参加しました。「生産者がいるから組合員にお届けできる」「早くもとの生活に戻れるよう力になりたい」、そんな想いのもと、要請のあった産直産地で、倒壊したビニールハウスの解体・撤去や農場の整備などの援農活動を行いました。
生産者からは「一時は心が折れましたがボランティアには本当に助かっている」「生きるパワーをもらいました」と、感謝の言葉をいただきました。

支援の様子

破損・倒壊した産直産地のビニールハウスの撤去作業を支援

※記事内の組織名や役職名はいずれも2019年当時のものになります

取り組みをシェアする