■ 安心して暮らせる地域づくりのために
2011年3月11日、東日本大震災が発生。24分後、震災対応コープネット対策本部を設置しました。コープネットグループは、東北3県に対する人的支援(車両と人)と食料や燃料などの物資支援、コープネットエリア内被災地への水、食料、日用品のお届け、さいたまコープによる福島第一原子力発電所事故の避難者(双葉町)への炊き出しなど、継続的な支援に取り組みました。
また、2011年度から2019年度まで続けた「東日本大震災復興支援募金」では、グループ全体で累計5億698万円が寄せられました。
岩手県へ物資支援
旧騎西高校(埼玉県)での炊き出し支援
職員ボランティア(福島県南相馬市)
ブロック委員の店頭募金活動
事業面では、印西冷凍センターの自動倉庫と集品ラインが損傷、いばらきコープ、ちばコープ、さいたまコープの冷凍品が数週間お届けできませんでした。また、城グロサリー集品センター、坂之下要冷集品センターでは、計画停電や交通機関の麻痺などによって稼働時間と人員を確保できず、コープとうきょう(当時)のドライ・要冷品に多くの欠品を発生させ、組合員に大変な迷惑をかけてしまいました。
大震災により事業継続に関する課題が鮮明となり、宅配事業や物流のシステム改修を進めるとともに、首都圏直下型地震を想定して「地震災害対策書」「地震災害事業計画書(BCP)」を見直しました。
放射性物質の自主検査開始
福島第一原子力発電所事故による放射性物質の漏出により、消費者の水道水や農産物をはじめとした食品の放射能汚染への不安が高まりました。基準値を超えた放射性セシウムがお茶や牛肉などから検出されたとの報道があった2011年5月~7月にかけては組合員からの声が急増。こうした組合員の不安に応え、消費者が適切な判断と行動ができるよう、正確で迅速な情報提供に努めました。
2011年7月からは商品に関する情報を蓄積することでさらに安心して利用いただけるように、放射性物質自主検査(外部委託)を開始しました。2011年9月には「NaIシンチレーションスペクトロメータ」を購入し、自前での検査を開始。2012年4月には、放射性セシウム新規格基準に対応して、検査精度を重視した「ゲルマニウム半導体検出器」を購入しました。2台の機器を組み合わせ、より多くのサンプルを検査できるようになりました。
>放射性物質検査の取り組みについて
https://www.coopnet.jp/_radioactive/
東日本大震災発生からのコープネットグループの状況
東日本大震災でコープデリグループでは多くの事業所が被災しました(写真はいばらきコープ コープ水戸店)
3月11日(金)
14時46分、三陸沖でマグニチュード9.0の地震発生
15時10分、震災対応コープネット対策本部設置
◇被害状況
【コープデリ宅配】10センターで停電・断水
【店舗】7店舗が停電・断水などで一時閉店
【物流・生産】印西冷凍センター自動倉庫等損壊で集品業務不能、石岡青果集品センター停電、コープネットフーズ茨城が被災し生産停止
【OCRセンター】小山・大宮OCRセンターが被災し、3月11日分の注文書読み取り不能、土曜日配達に
3月12日(土)
長野県北部を震源とする震度6強の地震発生
コープながの、災害支援協定を結ぶ栄村に支援物資搬送
いばらきコープ、とちぎコープ、ちばコープ、さいたまコープでも災害支援協定を結ぶ自治体からの要請を受け支援物資搬送
店舗で来店者急増、生活必需品を中心に品薄に
3月14日(月)
計画停電始まる、城グロサリー、坂之下要冷集品センターが計画停電で商品セット業務が困難に
越谷日配、野田物流センターが計画停電等の影響から店舗への商品配送に支障
3月17日(木)
コープにいがた、みやぎ生協支援に出発(コープにいがたを第1陣とし、各生協で支援に)
3月19日(土)
さいたまコープ、福島第一原発事故により埼玉県が受け入れた双葉町民への支援始める
東日本大震災からの復旧・復興をめざして、みやぎ生協が被災者支援として取り組んだことや、2013年9月からは被災地やさまざまな「当時のいま」をアーカイブとして掲出しています。
>東日本大震災からの復旧・復興をめざして(みやぎ生協)
https://www.miyagi.coop/outline/shien/
※記事内の組織名は2011年当時のものになります












