■ 世界中の人々の平和で健康な生活のために
コープの牛乳の売り上げの一部をユニセフに寄付し、アフリカの子どもたちの栄養改善を応援する「ハッピーミルクプロジェクト」。
2020年から6年間にわたり、西アフリカのコートジボワール共和国を支援してきました。
支援の対象であるコートジボワール北部地域にすむ、ある女性のストーリーをご紹介します。
コミュニティ栄養センターにおける食育に関するセッションのようす(コートジボワール北部)
カバドゥグ州に住むコウリバリー・ファトマタさんは4児の母で、コミュニティ栄養センターでファシリテーターをしています。彼女はコミュニティ栄養センターについて以下のように語ってくれました。
私はコートジボワール北部の小さな村、ティエモコッソに住んでいます。お医者さんに相談するには、徒歩かバイクで5キロ以上移動しなければなりません。そのため、ほとんどの女性が自分や子どものために病院に行くのは、重い病気にかかったときだけです。
医療施設へ行く時間がないので、例えば、子どもの食事については、母親や友人からアドバイスをもらっていました。私は通常、生後4ヵ月から子どもに味の濃いお粥を与えていました。このお粥は基本的にトウモロコシの粉と砂糖を混ぜたものです。
ある日、ティエモコッソにコミュニティ栄養センターが設置されました。そしてコミュニティ栄養センターが実施した発育観測に参加した時、私の14ヶ月の息子は中度の栄養不良と診断されました。息子の食事が月齢の割に栄養バランスに乏しく、十分でなかったことが原因だと説明してくれました。
そこでコミュニティ栄養センターのセッションに参加して栄養指導に従ったところ、息子は完治しました。また、息子の年齢に合わせた多様な食事を与えるためのアドバイスも受けました。
このことがきっかけで、私はコミュニティ栄養センターの活動に関心を持ち、ファシリテーターとしてボランティアをするようになりました。現在、私は妊娠中や授乳中の女性、5歳未満の子どもを持つ母親を対象に、子どもに適切な食事を与える方法を学ぶためのグループ活動を指導しています。また、料理教室のセッションで指導したり、5歳未満の子どもたちの発育観察に積極的に参加しています。
村に医療施設がない私たちにとって、コミュニティ栄養センターの設立は、栄養不良を防ぎ、子どもたちが健康に成長するためのアドバイスを受けることができるという点でとても有益です。
【参考資料】
引用元:ユニセフ コートジボワール事務所 第3次報告書













