■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
  • 14.海の豊かさを守ろうう
  • 15.陸の豊かさも守ろう
2022/04/29

コープデリ×SDGs④ つくる責任 つかう責任 未来につながるお買い物を

私たちのくらしは、地球のさまざまな恵みで成り立っています。 でもそれは、どこから来ているのでしょうか。 今ある恵みを未来につなげるために、毎日のお買い物でできることがあります。

「海の恵み」が減っています

地球の表面の7割を占める海。その豊かな生態系は、私たちの食卓に魚や貝など海の恵みをもたらしてくれます。しかし近年、気候変動の影響による海水温の上昇やごみの流出、資源の乱獲などで、豊かな海は危機に直面しています。豊富に生息する魚介類はわずか6.2%、約59%はこれ以上漁獲量を増やすことができず、約34%は獲り過ぎです。一方で、魚介類の増える量や成長のスピードを考えて適切に漁獲すれば、将来にわたって漁業を続けることができます。これからもおいしい魚を食べられるように、豊かな海を守り育てるために、漁期を制限する、決められた漁獲量を守るなどのルールに従った漁法を広げていく必要があります。

「森の恵み」も減っています

世界では、1990年以降、推定4億2千万ヘクタールもの森林が減少したとされています。これは、日本の約11倍の広さの森が失われたということ。その原因はさまざまですが、私たちのくらしもその一つ。日々利用する木材や紙、そして食品や洗剤などに使われる「パーム油(植物油脂)」などの生産が、時に世界の森林破壊の要因となっているからです。
森林は、私たちに資源をもたらすだけでなく、水の供給源であり、多くの生き物のすみかであり、地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)を吸収してくれる存在でもあります。豊かな森を未来につなげるために、森林を壊すことなく、必要なものを生産する仕組みを広げる必要があります。

参考:国連食糧農業機関(FAO)「Global Forest Resources Assessment2020」

インドネシア・西カリマンタン州では、パーム油の原料となるアブラヤシ農園を作るために熱帯林が伐採されています

インドネシア・西カリマンタン州では、パーム油の原料となるアブラヤシ農園を作るために熱帯林が伐採されています

コープデリグループの持続可能な調達方針と、関連する商品

コープデリグループでは、水産資源、森林資源、パーム油の「持続可能な調達方針」を定めています。持続可能な方法で生産・調達された商品には、それぞれ認証マークが付けられており、こうした商品への切り替えを進めています。

コープデリグループは、事業と活動を通して「SDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。

2022/04/29

取り組みをシェアする