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2020/06/08

コートジボワール共和国について

2020年度から、コートジボワール共和国の支援を開始しました。

コートジボワール共和国の概要

国名は、フランス語で「象牙海岸」(コート=Côte=海岸、イボワール=Ivoire=象牙)という意味です。

14世紀ごろ、フランス人が象牙の取引を始めたことに由来しています。

コートジボワールの地図(首都:ヤムスクロ)
面積 32万2,436km2.(日本の約0.9倍)
総人口 約2,507万人(2018年)
首都 ヤムスクロ
民族 60以上の民族で構成
言語 フランス語(公用語)、各民族語
宗教 キリスト教(約40%)、イスラム教(約35%)、伝統宗教(約5%)他

国旗

コートジボワールの国旗

オレンジは北部の肥沃なサバンナ地帯と国の繁栄、白は平和、緑は南部の森林地帯と将来への希望を象徴しています。

歴史

15世紀、先住民が長年採集してきた象牙を求めてヨーロッパの商人が殺到するようになりました。19世紀中ごろ、この地を武力制圧したフランスの支配下に入り、1893年にフランス植民地となりました。1960年に、フランスから正式に独立し、1960~1970年代にかけて年平均8%の驚異的な経済成長を遂げました。1990年代以降に政治不安が高まり、2002年に内戦が勃発。2010年にようやく大統領選挙の決選投票が実施されましたが、当選したウワタラ氏と敗北を認めないバグボ前大統領が対峙し、ともに政府を樹立する状況に陥りました。両者の対立は軍事衝突へと発展しましたが、2011年5月ウワタラ政権が正式に発足、2015年の大統領選挙でウワタラ大統領が再選を果たしました。

子どもたちの状況

10年に及ぶ内戦の影響で子育てをめぐる環境が悪化し、毎年多くの子どもたちが亡くなっています。
2018年の統計では、コートジボワールに生まれた子どもの人生は平均57年で、約13人に1人の子ども、年間7万人が5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。

© UN0299157

【参考資料】

引用元:外務省HPユニセフ『世界子供白書2019』

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2020/06/08

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