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2020/06/11

シエラレオネ共和国について

2014~2019年度の6年間、シエラレオネ共和国を支援しました。

シエラレオネ共和国の概要

国名は、ポルトガル語で「ライオンの山」という意味です。由来は山からの雷鳴、あるいは山から海へ吹き降ろす風がライオンの雄たけびに聞こえたなど、さまざまな説があります。

シエラレオネの地図(首都:フリータウン)
面積 7万1,740km2.(日本の約5分の1)
総人口 約765万人(2018年)
首都 フリータウン
民族 テムネ人、メンデ人、リンパ人等
言語 英語(公用語)、クリオ語、メンデ語他
宗教 イスラム教(約60%)、キリスト教(約10%)、アニミズム信仰※(30%)

※アニミズム あらゆるものに霊が宿っているという考え方

国旗

シエラレオネの国旗

緑は農業と天然資源、白は団結と正義、青は天然の良港である首都フリータウンを表しています。

歴史

15世紀、ポルトガル人が象牙、木材、奴隷貿易などを行っていましたが、17世紀ごろからイギリス商人が勢力を拡大し、シエラレオネはイギリス植民地となりました。
1961年にイギリスから独立を果たしましたが、1991年から内戦が勃発。2002年に内戦は終結しましたが、外貨獲得の主要な輸出品であるダイヤモンドや鉄鉱石などの輸出停止や農作物の生産量の低下、道路や学校・病院などの生活基盤が破壊され、経済は著しく停滞してしまいました。内戦終結以降、経済は順調に回復し、成長が継続するとみられましたが、2014~2015年末までのエボラ出血熱の流行により甚大な被害を受け、経済面・社会面での復興が課題となっています。
2018年4月、ジュリウス・マーダ・ビオ氏が第5代の大統領に就任しました。大統領は、教育・農業・観光を新政権の三つの柱に据え、社会復興に尽力しています。

子どもたちの状況

10年近く続いた内戦とその後に猛威をふるったエボラ出血熱の影響が色濃く、今もなお多くの子どもたちが命を落としています。
支援開始前の2013年の統計では、シエラレオネに生まれた子どもの人生は平均46年で、約6人に1人の子ども、年間3万4,000人が5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。

【参考資料】

引用元:外務省HPユニセフ『世界子供白書2015』

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2020/06/11

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