Message理事長メッセージ

生活協同組合コープぐんま
理事長大貫 晴雄

大貫理事長

コープぐんまのサステナビリティサイトをご覧いただきありがとうございます。

コープぐんまはコープデリグループの一員として、コープデリグループのSDGs(持続可能な開発目標)重点課題(2030年までの長期目標と中期方針)の達成に向けて、「未来へつなごう」をスローガンに掲げ、事業と活動を通じて取り組みを推進しています。

2022年群馬県の出生数は1万687人と過去最低となる中、少子高齢化、人口減少が益々進んでいます。コロナ禍の影響で地域交流の減少、また老夫婦世帯の増加、人出不足による労働環境の悪化など、社会情勢は大きく変化をしていますが、SDGsの浸透も着実に進み、持続可能な社会に貢献する消費者意識も高まっています。
こうした中、コープぐんまが核となり自治体や地域の皆さま、諸団体との連携を進めて「誰もが安心して暮らし続けられる地域社会づくり」に貢献をしたいと考えています。

また国際情勢が悪化する中、食料品の値上げ、電気・ガスなどエネルギー価格は高止まりするなど、暮らしの環境は厳しさを増していますが、コープぐんまでは奨学金制度を多くの皆さまからご支援をいただき、2023年度からスタートしました。生活がより困難な状況にあるひとり親・両親のいない家庭のお子さんの高校生活を助け合いの力で支える取り組みでは多くの組合員の皆さまのご理解とご協力があってからこそだと思っています。引き続き皆さまからのご支援ご協力をお願いいたします。

コープぐんまでは環境保全活動の取り組み、フードバンクへの寄付、社会貢献団体への寄付、企業版ふるさと納税など、私たちに出来ることから始めています。一つひとつは決して社会への影響は大きくはありませんが、継続し続けることが未来へとつながると信じています。これまで進めてきた食の安全・安心の取り組み、環境を守る取り組み、持続可能な生産や消費を考える取り組み、くらしの助け合いや地域福祉の取り組みを、組合員の皆さんと協力しながらさらに進めていきたいと考えています。

コープデリグループでは、くらしを取り巻く環境が大きく変化する中、次期ビジョン「ビジョン2035」の検討を進めています。組合員の皆さまとコープで働く職員が将来の在りたい姿をともに描けるよう進めてまいりたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。