コープみらい サステナビリティレポート2023

コープみらいの社会的な取り組みをご案内します。


>> P.25

「環境」と「人」を未来へつなぐ「産直はなゆき農場有機牛」コープデリ連合会の累計購入子牛頭数2023年3月から、宅配事業で「産直はなゆき農場有機牛」の販売を開始しました。有機牛の生産は、有機栽培の飼料の給餌、飼料・牛舎・使用備品を含めた慣行飼育の牛との厳格な区分管理、動物福祉の考え方に基づく飼養管理・牛の移動、多岐にわたる記録と帳票管理、及び年次審査などが求められ、生産者の大きな負担が課題です。そこでコープデリ連合会は、子牛の段階で購入してはなゆき農場に預けて育成してもらい、生産管理料を支払うことで生産者の経営の安定性を高める、新たな生産者支援の取り組みに2018年からチャレンジしています。この取り組みは若手生産者が将来の独立を目指し農場経営を学ぶ場にもなっています。【目標達成への進捗状況】持続可能な生産と消費のために詳細はWEBでご覧いただけます。2030年目標エシカル消費対応商品の供給高※1構成比を2019年度比で2倍(20%)にします。供給高構成比2021年度11.0%供給高構成比2022TOPICSコープデリグループは、人権や労働環境への配慮、また「パーム油に関する持続可能な調達方針」森林資源(紙・パルプ・木材)に関する持続可能な調達方針」に沿った商品開発・仕入れを進めています。2022年度は、有機JAS認証原料を使用したドライフルーツ、未みざら晒し原料を再利用したトイレットペーパーなど、幅広い生活シーンで利用いただける商品開発を進めました。2023年3月から、宅配事業では有機JAS認証国産牛肉の取り扱いを新たに開始しました。さらには、生産者を支援する「食べて未来へつなごう」の取り組みにおいても、米、牛乳(乳製品)に加え、国産野菜・果物にも対象を広げ、多くの組合員に利用いただきました。また、主原料に社会や環境に配慮した原料を使用した商品をシリーズ組合員が売り場で「見つけて選びやすく」するために、環境や社会に配慮した主原料を使った商品に共通のロゴマーク「コープサステナブル」を付けてシリーズ化しました。2022年度13.4%化した「コープサステナブル」は、2023年3月時点で200品目を超える品ぞろえとなりました。こうした取り組みの成果として、基準年である2019年度は10%※2だったエシカル消費対応商品供給高構成比を2030年度に2倍の20%にするという目標に対して、2022年度の供給高構成比は13.4%となりました。2030年度目標達成に向けて、今後も組合員・取引先とともに取り組みを進めます。未晒し原料を再利用したトイレットペーパー有機みかんのドライフルーツ詳細はWEBでご覧いただけます。※1供給高:売上高※22022年度にエシカル消費対応の対象商品を追加したため、2019年度の供給高構成比を見直しました。SDGs重点課題①25


<< | < | > | >>