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共生社会の実現に向けてともに働く〜誰もが働きやすい職場づくり多様性を認め合い、障がいの有無によって分け隔てられない共生社会の実現は、全ての人が安心して暮らせる笑顔の明日につながります。コープみらいでは、障がい者とともに働くための学習会を開催するなど誰もが働きやすい職場づくりを進めています。また毎年、特別支援学校からの依頼を受けて職場実習を実施し、実際の職場で一緒に働くことで互いの理解とコミュニケーションを深める機会を設けています。このような取り組みから2023年度は特別支援学校から2人の新卒者が入職し、コープみらいで働く障がい者は173人となりました。障がい者雇用人数173人(2024年3月末時点)日本の風景や文化を楽しみながら体験してほしい〜外国人技能実習生への福利厚生コープみらいで働く外国人技能実習生同士のコミュニケーションを深めるとともに、日本の風景や文化を楽しみながら体験してもらいたいとの思いからレクリエーションツアーを開催しています。2022年度の「箱根バスツアー」に続き、2023年度は夏と秋の2回実施しました。夏の「江ノ島・鎌倉ツアー」では2期〜5期までの28人が2日間に分かれて参加。暑い日差しの中でしたが、日本ならではの観光名所を楽しむことができました。このツアーはコープみらいの人事部で働くベトナム出身の職員が、後輩にもあたる実習生のために考えて企画しました。37人コープみらいで働く外国人技能実習生ウェルビーイングを実現する健康経営を〜職員が心身ともに健康でやりがいをもって働くために詳細はWebでご覧いただけます職員が心身ともに健康でやりがいをもって働くことは、組織の活性化に不可欠なものです。コープみらいは2023年3月に「健康経営」を推進することを宣言し、疾病を抱える職員の復職、治療と仕事の両立支援、健康保持・増進に向けた取り組みなどをさらに進めました。気軽に健康について考える健幸カフェの開催や健康づくり月間、女性特有の身体の悩みを理解する学習会や支援プログラムなど、職員一人ひとりが健康で、多様性が尊重され、安心して働き続けられる職場づくりを進めています。こうした取り組みが認められ、2024年3月には健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定されました。健幸カフェでの体力測定、野菜摂取レベルチェックの様子コープみらい/SustainabilityReport202433