コープみらい サステナビリティレポート2023

コープみらいの社会的な取り組みをご案内します。


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20年以上前から再生可能エネルギー開発を推進コープデリグループは持続可能な社会の実現に向け「2030年度温室効果ガス排出量60%削減(2013年度比)、2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」の目標を掲げ、再生可能エネルギーの利用・普及による地球温暖化対策を進めています。1997年、グループ初の再生可能エネルギーを活用する太陽光発電設備を設置して以来、再生可能エネルギーによる発電設備の拡大を推進しています。2023年3月現在、設置・関与している発電施設は72施設まで広がっています。100年後の地球のためにコープデリグループが事業所に設置・関与している再生可能エネルギー発電施設詳細はWEBでご覧いただけます。2022年度コープデリグループ事業所に設置した太陽光発電施設設備容量コープの事業所でエコな電気を作っていますコープデリグループでは、宅配センターやお店、物流センターなど、施設の屋上に太陽光発電パネルを設置し発電を行い、発電した電気をコープデリグループの施設(一部)で使用しています。施設の新設・リニューアル時には基本的に太陽光発電設備を設置し、既存施設への設置検討も進めています。2023年度には、グループ全体で新たに13施設への太陽光発電設備の設置が計画されています。今後は新技術による高効率の太陽光パネルや農業と発電を同時に行うソーラーシェアリング等の情報を収集し、導入を検討します。食品廃棄物がCO2を排出しない電気にニューエナジーふじみ野株式会社バイオガス発電プラントコープデリグループが新たな再生可能エネルギーとして注目し、導入しているのがバイオガス発電です。これまで生ごみとして廃棄していた食品廃棄物を微生物の働きにより発酵、バイオガスを発生させ、そのガスを燃料にして発電するしくみです。食品廃棄物をリサイクルし、化石燃料を使わないためCO2の排出を抑えることが可能です。現在、コープデリグループでは、ニューエナジーふじみ野株式会社(埼玉県ふじみ野市)のバイオガス発電所とバイオエナジー株式会社の城南島工場(東京都大田区)に一部の事業所の食品廃棄物を搬入し発電に役立てています。発電された電気は、コープのお店などで利用されています。2022年度コープデリグループからバイオガス発電施設に搬入した食品廃棄物の重量詳細はWEBでご覧いただけます。SDGs重点課題④39


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