コープみらい サステナビリティレポート2023

コープみらいの社会的な取り組みをご案内します。


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人にやさしく誇りが持てる組織を目指して女性特有の心身の不調に配慮できる職場環境づくり月経を含む女性の身体の特徴を学ぶ学習会参加者(2022年4月~2023年4月、コープデリグループ合計)2022年春の「Womenいきいきプロジェクト」による女性職員インタビューでは、月経を原因とする働きづらさ」に関する声が複数寄せられました。それを受け、体調や気持ちに配慮し、誰もがいきいきと働ける職場づくりの一つとして、新卒採用時研修や管理者研修などで、性別・年代を問わず、月経のしくみや症状など女性の身体の特徴を学ぶ学習会を実施しました。2023年度からは月経に加え、妊娠・出産、更年期へ対応する「ルナルナオフィス」プログラムを試験導入し、月経や更年期による不調の軽減を支援し、女性職員が心身ともに健康的に働ける環境づくりを進めます。働く仲間の多様性を認め合う職場づくりコープみらいは「合理的配慮」の考え方に基づき誰もが働きやすい職場づくりを進めています。2022年度は特別支援学校から新卒者9人が入職しました。また毎年、特別支援学校からの依頼を受け、宅配センターや店舗などで職場実習を受け入れています。2022年度も卒業後の就職先の候補としてコープみらいを検討している3年生11人を受け入れました。職場実習は、障がいのある方への理解とコミュニケーションを深める良い機会となり、多様性を認め合える職場環境づくりの一助となっています。特別支援学校からの新卒採用者内定のつどい障がい者雇用率2022年度の1人あたりの平均残業時間事業別の具体的な施策で残業時間増を抑制(2021年度比)(2019年度比)コープみらいは、全体働き方カエル委員会」のもとに課題別委員会やワーキンググループを設置し、働き方改革を進めています。その一つが、残業時間抑制の取り組みです。宅配事業では定時で帰れる配達コースづくりと作業の具体化・見える化・標準化の推進、店舗事業では毎日のフラッシュミーティングでの残業時間管理、福祉事業は事業所長からの就労管理に関する指示報・総括表の発信を通して、事業所と本部で就労状況を相互確認しながら残業時間抑制意識を向上させています。2022年度は、コロナ禍から通常の業務量に戻りつつあるなかでも残業時間の増加を抑制することができました。SDGs重点課題③37


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