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コープみらい/SustainabilityReport2023ペットボトルキャップが買い物かごに店舗ではバージンプラスチック原料※の使用量削減を目的に、ペットボトルキャップを再利用した買い物かごの導入を進めています。2021年度から導入を開始し、2022年度は65店舗に28,380個を設置、累計で85店舗、36,450個を設置しています。買い物かご1個当たり97個のペットボトルキャップが使用されており、その一部はコープデリグループの店舗や宅配で回収されたものです。従来の買い物かごと比較して、バージンプラスチック原料の使用が30%削減されています。買い物かごになったペットボトルキャップの数※バージンプラスチック原料:リサイクルによる再生原料ではない、新品のプラスチック原料のこと詳細はWEBでご覧いただけます。容器包装に使うプラスチックをエコな原料でつくる多くの商品の容器にはプラスチックが使用されており、大半は使い捨てです。多くの場合、その原料は石油で、限りある資源でありCO2の排出にもつながります。またプラスチックによる海洋汚染も深刻です。プラスチックは、使用量の削減とともに使用後のリサイクルが重要です。コープデリグループは、ペットボトルや食品トレーのリサイクルに取り組むほか、回収したペットボトルをリサイクルした再生プラスチックや、サトウキビやトウモロコシなどの再生可能かつCO2を増やさない資源を原料にした植物由来プラスチックを容器包装に活用することも推進しています。コープデリグループで取り扱った、容器包装に再生プラスチックあるいは植物由来プラスチックを使用しているコープ商品品目数詳細はWEBでご覧いただけます。カタログセット包装用フィルムを削減削減されたカタログ包装用フィルム重量宅配事業では、個人別にカタログをセット・包装し、組合員にお届けしています。この包装に使用しているフィルムを取引先との協議により、2022年6月からさらに薄肉化してフィルムのサイズも縮小しました。インターネット注文eフレンズマイページでのカタログ配付停止申し込みができるようになったこともあり、カタログセット数も前年から0.9%削減され、合計で年間約48トンのプラスチック削減ができました。28