コープみらい サステナビリティレポート2023

コープみらいの社会的な取り組みをご案内します。


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コープ(生協)ってなんだろう?コープ(生協)は、消費者一人ひとりが、暮らしのさまざまな願いを協同し、実現するために、事業や活動を通して助け合う消費者の自発的な組織です。日本では「消費生活協同組合法」に基づいて設立され運営されています。一人ひとりが「出資金」を出し、事業や活動の「運営」に参加・参画し、「利用」する組織です。コープ(生協)とは、正式には「生活協同組合」のことです。略称として、「コープ」がよく使われますが、これは協同組合を表す英語のコーペラティブ(Co-operative)から来ています。生活協同組合は、農業協同組合、漁業協同組合、労働者協同組合などと同じ「協同組合」です。世界中に多種多様な協同組合があり、国際協同組合同盟(InternationalCo-operativeAlliance,ICA)が定めた協同組合の共通のルール「協同組合原則」にのっとって運営されています。協同組合は、共同で所有し民主的に管理する事業体を通じ、共通の経済的・社会的・文化的ニーズと願いを満たすため、自発的に手を結んだ人々の自治的な組織である」と定義されています。共通のニーズと願いを組合員が共同で所有する事業を通して実現する点や、管理は民主的に行われていなければならないという点が特徴となっています。出資利用組合員一人ひとりが持ち寄る大切な出資金は、安全で安心できる商品づくりや宅配・店舗の運営など組合員の願いを実現するために活用されています。3つの柱組合員は、宅配や店舗で商品を購入したり、さまざまなサービスを利用したりします。運営運営の主役は「組合員」です。組合員の声をさまざまな場で受け止め、事業や活動に生かしています。また、各地域で選ばれた組合員の代表である総代は、いろいろな場面で意見を出して話し合い、通常総代会では生協の事業計画や予算などを議決します。06


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