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CO2排出量の削減につなげる〜車両燃料の低炭素化コープデリグループでは2030年温室効果ガス削減目標の達成に向け重点的に取り組む3つの柱の1つとして、電動化を主とした車両燃料の低炭素化を掲げています。宅配のトラックをはじめ合計8,000台以上の車両を運行していますが、2023年度はグループ全体で86台の電気自動車(EV)の導入を進めました。おもに営業活動等で使用する軽自動車の入れ替えを進めながら、EVトラックの実験導入も一部の生協で開始しました。86台EV導入台数再生可能エネルギーによる発電をコープの施設で〜太陽光発電設備の設置詳細はWebでご覧いただけますコープデリグループでは2030年温室効果ガス削減目標の達成に向け重点的に取り組む3つの柱の1つとして、再生可能エネルギー創出・使用による電気由来のCO2削減に取り組んでいます。宅配センターや店舗、物流センターなどの屋上への太陽光発電設備の設置を進め、発電された電気の一部をコープデリグループの施設で使用しています。2023年度は6施設に新たに設置し、発電能力(設備容量)が526kW増え、年間237tのCO2削減効果を見込んでいます。再生可能エネルギー発電能力(設備容量)10,567kW電気使用量の削減のために〜エネルギー効率の高い自然冷媒機器の導入コープデリグループではエネルギー効率の高い自然冷媒を使った機器の導入を進めています。店舗の冷蔵・冷凍ケースのほか、宅配センターでお届けする前の商品を保管する冷凍冷蔵庫や物流センターの冷凍庫などへの導入を進めています。冷媒とは、食品ショーケースや冷暖房装置で「熱」を運ぶ、重要な役割を持っているガスのことです。一般的に冷媒として使われているフロンは、漏れ出すとオゾン層を傷つけるだけではなく、二酸化炭素(CO2)の約100〜10,000倍もの温室効果があるといわれています。自然冷媒は、自然界にもともと存在するため、温暖化への影響をおさえながら、一般的な冷媒と比べて、電気使用量を年間約20%削減できます。21自然冷媒機器の導入施設数施設コープデリグループ/SustainabilityReport202433