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公正な取引で途上国のくらしを支援する〜フェアトレードバナナフェアトレードとは開発途上国の農産物や製品などを農家の生活が成り立つよう考慮した「フェア(公正)な価格」で継続的に輸入し消費する取り組みです。コープデリグループでは、産地の自然環境や生産者の労働環境の改善などの、地域に合った特徴ある取り組みと結び付いているバナナを取り扱っています。その中でも、フェアトレードバナナは国際的な認証マークを取得するとともに有機栽培にも取り組んでおり、組合員からの支持を広げています。目標達成への進捗状況フェアトレードバナナ供給重量430.7(2023年4月〜2024年3月)トン2030年目標2019年度2023年度2030年エシカル消費対応商品の供給高※1構成比を2019年度比で2倍(20%)にします。10.0%1.6倍※1供給高:売上高16.0%20.0%2030年目標2倍笑顔の明日につながるお買い物を未来へ続く世界の実現のために、私たち生協は「誰かの笑顔につながるお買い物」と表現し、エシカル消費に積極的に取り組んでいます。エシカルとは、直訳すると「倫理的な」という意味です。生協では地域や環境、社会や人々に配慮してモノやサービスを買うことを「エシカルなお買い物」として、積極的に応援しています。どうすればエシカルなお買い物ができるの?そんな声をよくいただきます。商品を見ただけでは、私たち消費者にはそれが地域や環境、社会や人々に配慮したエシカルな商品なのか分かりません。そこでヒントになるのは、さまざまな認証マークです。水産の資源を枯渇させないよう、持続可能で適切に管理された漁業でとられた水産製品につけられるMSC認証、一定の基準で農薬や化学肥料を使用しないで作られた農産物とその製品につけられる有機JAS認証などがあります。最近では認証マークの種類も増えたことから売り場で「見つけて選びやすくする」ために「コープサステナブル」として、共通のロゴマークを表示しました。ふだんのお買い物で「選んで買う」ことが、笑顔の明日につながります。主なエシカル消費対応商品コープサステナブル商品コープのエシカル2024より日本生活協同組合連合会コープのエシカル2024産地指定・国産素材寄付金付き商品パッケージや副原料に限って環境配慮した商品(エコマーク付き商品)コープデリグループ/SustainabilityReport202417