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いばらきコープ奨学金制度いばらきコープの組合員のひとり親家庭の高校生を支援する奨学金制度を2022年よりスタートしました現在日本の子どもの7人に1人は貧困状態であると言われています。長引くコロナ禍の影響がこの状況を更に悪化させています。生活が苦しい状態にある家庭のお子さんが将来への夢をあきらめることなく社会に出られるよう、後押しすることが出来ないか考えました。その結果、奨学金制度を設立し、生活がより困難な状況にある「ひとり親」家庭のお子さんの高校生活を組合員同士の助け合いで支える取り組みを始めることにしました。募集時のポスター◆いばらきコープの奨学金給付事業とはいばらきコープ奨学生(高校生)に返済不要の奨学金(月1万円を3年間)を給付します。奨学生は、新たに設置する「いばらきコープ社会活動財団」によって募集・選考の上、決定します。◆2023年度は36名の奨学生を選考しましたいばらきコープ社会活動財団として初めての、2022年度の奨学生について、1月下旬より案内を開始しました。4月の選考委員会で36名の奨学生を選考しました。このことにより、昨年の13名と合わせ、2023年度の奨学生は合計で49名となりました(1年生17名、2年生21名、3年生11名です)。高校生活への抱負~寄せられた奨学生の声より抜粋~中学生生活は、コロナ禍により沢山の規制を受けてきたので、学校行事に積極的に参加し、学生生活を充実させたい。高校生活中に資格を取得するために励みたい。義務教育ではないとしっかり自覚していきたいです。周りの状況をよく確認して良い判断が出来る高校生活をおくりたいです。2022年度「いばらきコープ社会福祉政策」が制定されました「いばらきコープ社会福祉政策」は、2010年に制定した「いばらきコープ福祉政策」が10年を経過したことを契機に、これまでの取り組みの振り返りと福祉分野における今後の進むべき方向性について改めて検討を行い、いばらきコープとして大事にしたい『連携』『支え合い』『総合力』地域とともに』をキーワードにまとめたものです。全文のダウンロードはこちらからCSRReport20236