いばらきコープ 社会的責任報告2023

いばらきコープの社会的な取り組みをご案内します。コープデリ生活協同組合連合会


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理事長ごあいさつ「食卓を笑顔に、地域を豊かに、誰からも頼られる生協へ。」のビジョンのもと、組合員のふだんのくらしに貢献するとともに、地域社会から信頼される生協づくりをすすめてまいりました。おかげさまで発足当時500人足らずの組合員は、現在約39万人になりました。平和な世界の実現と核兵器廃絶の願いに反した戦禍の広がり、地球温暖化による気候変動や自然災害の広がり、日本ではカロリーベースの自給率低下や食品ロス問題、貧困・格差の拡大、新型コロナウィルスなど、私たちは沢山の課題に直面しています。2015年9月、国連サミットで採択されたSDGs持続可能な開発目標」は17のゴール、169のターゲットから、地球上の「誰一人取り残さない、持続可能な社会」を誓っています。世界や日本の課題は、国境を越えて繋がっています。SDGs持続可能な開発目標」は世界全体で同じ課題に向かい、ともに解決に向けて努力していくことが求められています。いばらきコープは、人と自然が共生する社会と平和な未来の実現に向け「CO・OPともにはぐくむくらしと未来」という理念を掲げています。地域の皆さんとともに「自分自身や家族のため、今と未来の地球に生きる子どもたちのために」できるところから行動に移していきましょう。いばらきコープ生活協同組合代表理事理事長柴﨑敏男私たちは、一人ひとりが手をとりあって、一つひとつのくらしの願いを実現します。私たちは、ものと心の豊かさが調和し、安心してくらせるまちづくりに貢献します。私たちは、人と自然が共生する社会と平和な未来を追求します。いばらきコープ理念ビジョン2025食の安全と安心を第一に、コープデリ宅配事業と店舗事業を通して、食卓に笑顔をお届けし、食の文化に関与している自覚を持ち、組合員のくらしに生涯にわたって貢献します。組合員のくらしや地域社会で生まれた課題の解決に向けて、地域の団体・人とつながり、地域の多様性を認識し、協同して各地域で多彩な取り組みを推進します。組合員は全世帯の半数を超えることをめざします。時代を見据え、先進性を持ち、組合負に優しく地域を豊かにするコープとして、誰にも寄り添った生協となり、地域から“身近に生協があって良かった”という“頼られる存在”をめざします。私たちの連帯のレベルを高め、全国の生協や行政・諸団体と連帯・連携の輪を広げ、くらしに関わる課題、環境・食料など地球規模・国際的な取り組みを進め、未来の組合員につながる協同を育んでいきます。この冊子は、いばらきコープ生活協同組合の2023年度の社会的活動についてまとめ、ステークスホルダーにお知らせするために発行するものです。*ステークスホルダー:利用者としての組合員・消費者のみなさま、お取引先様、行政、諸団体など組合員·事業と連携して取り組みを進めるみなさま、および職員です。1CSRReport2023


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