コープみらい/サステナビリティレポート2024

コープみらいの社会的な取り組みを報告いたします。 コープデリ生活協同組合連合会 コープデリ生活協同組合連合会


>> P.28

59の団体とともに物価高騰に困窮する世帯へ支援を〜お米寄贈の取り組み詳細はWebでご覧いただけます多くの組合員利用による剰余金を社会に還元するため、急激な物価高騰の社会情勢の変化の中で困難を強いられている世帯への支援として2022年4月からお米寄贈を行っています。2023年度も1年を通し、千葉県・埼玉県・東京都内のフードバンクや生活困窮者への食料支援などを行っている59団体へ40,084袋(約200トン)を寄贈しました。お米の寄贈にあたり、各エリアのブロック委員や職員、団体への配送を担当する宅配センターなどと、寄贈先団体とのつながりづくりを進め、寄贈先団体主催のフードパントリーへの参加、寄贈先団体との懇談なども行われました。寄贈したお米40,084袋5kg×家庭に眠る未使用のはがきや切手で子どもたちの支援を〜はがき・切手回収キャンペーン詳細はWebでご覧いただけます「コープみらい子ども・子育て支援基金」は、「はがき・切手回収キャンペーン」によりご家庭で使用されずに眠っている、書き損じ・未使用はがきや未使用切手等を組合員から寄せていただき換金して得られる資金を原資として活用しています。2023年度の「はがき・切手回収キャンペーン」では、組合員からはがきや切手が入った封筒が27,920通寄せられました。寄せられた未使用切手はそのままでは換金が難しく、額面ごとに専用シートに貼る必要があります。この作業にのべ1,239人の組合員ボランティアが参加しました。寄付先である国内外で子どもの貧困問題等に取り組む団体の活動内容や子どもを取り巻く困難な状況について学んだ後、寄せられた切手を1枚1枚丁寧にシートに貼り付けました。寄せられた封筒数27,920通協働の取り組みをさらに進めるために〜千葉市とのSDGs推進に向けた包括連携協定を締結千葉市とコープみらいは2023年11月に「SDGs推進に向けた包括連携協定」を締結しました。この協定は、双方の資源、ノウハウを有効に活用した協働を推進することにより、地域におけるSDGsの推進を目的としています。千葉市とはこれまでも、食、環境、子育て・高齢者支援、災害時対応などの分野で課題解決に連携・協力をしてきました。今回の包括連携協定の締結を契機に、健康づくりや高齢化社会に対応した課題解決にも取り組みます。2024年2月には、この協定の一環として千葉市スマートシティ推進課が主催する「高齢者向けスマホ講座」にコープみらいの宅配から職員が参加し、スマホを活用した買い物支援につなげました。28コープみらい/SustainabilityReport2024


<< | < | > | >>