コープみらい/サステナビリティレポート2024

コープみらいの社会的な取り組みを報告いたします。 コープデリ生活協同組合連合会 コープデリ生活協同組合連合会


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ちょっとしたキズやサイズ不揃いも〜規格外農産物の取り扱いちょっとしたキズ、サイズの違いで規格外となる野菜や天候被害を受けた果物は、商品として流通させることが難しく、多くの場合、加工用に回されたり廃棄されたりします。コープデリグループは見た目は劣っても味には影響のない農産物を、理由を伝えて「不揃い」ハネッコ」天候被害果」として販売しています。また、畑で採れたトマトを選別せずにさまざまな形のものを丸ごとお届けするなど、産地と組合員のつながりの中で生まれた商品も、今ではコープの人気商品です。目標達成への進捗状況詳細はWebでご覧いただけます2023年度天候被害果・規格外農産物供給重量10,496トン2030年目標事業における食品廃棄物を2018年度比50%削減します。2018年度2023年度2030年※店舗供給高当たりの最終廃棄量(単位:kg/千万円)20.213.831.7%削減10.12030年目標50%削減私たちの買い物が未来を変える食べられるのに、食べることなく捨てられてしまう「食品ロス」。日本の食品ロスの量は年間472万トン※と推計されています。事業系の食品ロスが236万トン(50%)、家庭からの食品ロスが236万トン(50%)と、どちらも途方もない量です。私たち消費者も、家庭での食品ロス削減に取り組むことが必要です。「てまえどり」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。すぐに食べるなら陳列してある商品の手前から取って購入することで、店舗での消費期限、賞味期限切れによる食品廃棄物を減らすことにつながります。こうした私たちの行動により毎日のお買い物でも事業系の食品ロス削減に貢献することができます。恵方巻きやクリスマス・お正月商品などを予約して購入することで、無駄な生産をなくし、廃棄を減らす取り組みも進めています。コープデリグループでは組合員がデザインしたキャラクターを活用した「てまえどり」の呼びかけや、農林水産省とともに取り組む恵方巻きの予約販売の呼びかけなどを通じて食品ロス削減を進めています。手前から取る、予約する、そんな行動が笑顔の明日につながります。※農林水産省「令和4年度推計」よりコープみらい/SustainabilityReport202423


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