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SDGsとコープみらい「誰一人取り残さない」を理念に掲げ国連で採択されたSDGs。最近では、新聞やテレビ番組でも頻繁に取り上げられ、「SDGs」という言葉やその意味を全く知らないという人は、もはや少ないのではないでしょうか。コープみらいは世界共通の目標であるSDGsを指針とし持続可能な取り組みを進めています。コープデリグループ理念ともにはぐくむくらしと未来「持続可能」とは、今を生きる私たちも未来を生きる人も幸せな社会をつくること日本語では「持続可能な(Sustainable)開発(Development)目標(Goals)」と訳される通り、SDGsは未来を生きる人が困らないように、今を生きる私たちが、自分たちの都合だけで資源を使い切ってしまったり、自然を壊したりするのではなく、将来世代のニーズも見通しながら経済発展を行っていこうという考え方です。同時に、今の世界に存在しているさまざまな矛盾や課題を今のうちに解決することで、将来世代が同じ問題で悩むことがないようにという思いも込められています。SDGsが採択された2015年からすでに9年が過ぎ、達成年限の2030年まで残り6年になりました。目標の達成には取り組みの歩みを速める必要があります。コープデリグループはSDGs17の目標と169のターゲットに沿った5つの重点課題について、2030年までの数値目標を定め、SDGsの達成に向けて取り組みを加速させることを決めました。コープみらいのSDGs重点課題国際社会の共通目標であるSDGsとコープデリグループの理念「CO-OPともにはぐくむくらしと未来」が目指す方向は同じです。私たちはSDGsが国連で採択される以前からリサイクル活動やエシカル消費対応商品の取り扱いなど持続可能な社会づくりに取り組んできました。私たちの事業と活動自体がSDGsに沿った取り組みと言えるかもしれません。「コープデリグループのSDGs重点課題〜2030年までの長期目標と中期方針〜」は、コープデリグループが重点的に取り組むべき課題と目標を掲げることで、社会における役割と存在意義を明確に示し、SDGs達成に貢献するべく策定したものです。しかし、私たちが掲げた目標は、コープデリグループ単独では実現することが困難です。目標の達成状況、取り組む姿勢を社会に向けて発信することで、組合員や同じ志を持つ企業・団体とつながり、ともに達成を目指していきたいと考えています。また、未来へつなごう」をスローガンに掲げ、グループ全体でSDGs重点課題の目標達成に向け取り組みを進めていきます。16コープみらい/SustainabilityReport2024