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素材の約半量にリサイクル原料を使用〜配達器材のリサイクルループを実現コープデリ宅配では週1回の定期的な配達で使用する物流資材を一度の利用では廃棄せず、回収・洗浄し繰り返し使用しています。このうち、常温品を配達するために使用する折りたたみコンテナで再生原料の使用を開始しました。41%〜57%(サリサイクル原料の使用率はイズにより異なる)で、汚れや破損で使用不可となったコンテナも再生原料として使用します。万個を導入し、約11トンの2023年度は合計2プラスチック使用量を削減しました。プラスチック使用量を減らすために〜使用包材をもっと薄くしています食品をお届けするには、衛生的な包装をなくすことはできません。コープでは使用している包装資材の厚みを薄くしたり、小さくするなどの工夫をしています。2023年度は店舗で販売している一部のたまごのパックの形状約11トン導入により削減したプラスチックを見直し、シート厚を10ミクロン(0.01mm)薄くしました。また、宅配でお届けする商品を個人別に包んでいる内袋の厚みを11ミクロンから10ミクロンに、店舗でお買い上げの商品を入れるロールポリ袋の厚みを5ミクロンから4ミクロンにするなどし、年間60トン以上のプラスチックの削減につなげました。2023年度の取り組みによるプラスチックの削減量トン以上60声にこたえてミールキットをもっとエコに〜レシピカードを紙素材にコープデリミールキットは水や油に強いプラスチック性のレシピカードを一部使用していましたが、組合員から「紙素材」に統一してほしいとの要望が継続的にありすべてのメニューについて紙素材に変更しました。コープデリミールキットはこれまでも組合員の声にこたえてプラスチック容器の軽量化や容器のリサイクルに取り組んできました。2024年2月にはプラスチック容器から紙容器変更への実証実験として3商品約3万点を紙容器でお届けしました。紙容器でのお届けに対するアンケートを実施し、いただいた声をもとに改善を行い、よりエコなミールキットを目指します。20コープデリグループ/SustainabilityReport2024約9.7トン紙素材への変更により削減したプラスチック量